阿部さんが杜王町にやって来たようです

第四部・第三話


40 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:46:44.83 ID:sxB0mDpy0
億泰「おい、仗助 こんなとこにイタリア料理店できてるぜ…」

仗助「おめーこれから寄る気かよ。俺は腹減ってねーぜ」

億泰「おめーは羨ましいよなー美人のお袋さんの手料理が毎日食えてよー
   俺なんて毎日スッポンとか、イモリとか、エビオスとか亜鉛錠だぜ
   あのゲイ、何考えてんだか… あんな献立、同人誌でしか見たことねーよ」

仗助「分かったよ… 付き合うよ」

・・・
トラサルディー店内

仗助「おい、億泰、ヘルシー料理って薬草とか使っててよぉー
   大概不味いんだよな。チッとでも不味かったら文句垂れて出ようぜ!」

阿部「俺はノンケでも構わず食っちまうような男なんだぜ」

仗&億「うわああああああ!! 阿部さん!! なんでこんなとこにいるんすか!!」

阿部「スタンド使いとスタンド使いは引かれあう」

仗助「お前が言うな」

44 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:50:35.10 ID:sxB0mDpy0
トニオ「オー!お客さんたちお知り合いでしたか?」

阿部「そうとも、お尻を合わせた仲だからな」

仗助「アンタはもう黙っててくれよ」

トニオ「…そっちのお客様、少し手を見せてください」

億泰「…? はぁ、どうぞ」

トニオ「あなた昨日下痢しましたね?腸の壁が荒れています。
    それに4時間くらいしか睡眠をとってませんね。
    水虫があります。虫歯は2本。左肩がコッっていますね?」

億泰「す…すげぇ、全部当たってるぜ!!」

阿部「お、なら俺も診てくれよ」

トニオ「分かりました… ………ッ!!?」

阿部「どうした?」

トニオ「す、すいません。パスタの茹で加減を見なければなりませんので」

阿部「おいおい、気になるじゃあないか。」

トニオ「(あの、阿部とかいう男の腹の中… ナニかいる…!?)」

51 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:54:12.19 ID:sxB0mDpy0
その後、俺は仗助と億泰と一緒にトニオの料理を堪能した。
何故か億泰だけ涙や垢が大量に出たり、虫歯が抜けたり
ハラワタをぶち撒けたりした。おいおい、流石の俺も内臓プレイは引く。

仗助「クッソー。億泰の野郎、結局アイツだけいい目にあったのか?
   ただ付き合わされた挙句、掃除までさせられているこの俺の立場は?」

トニオ「仗助さん、お掃除もういいですよ。アリガトウゴザイマシタ。
    お礼代わりといってはなんですが、忠告です。あの阿部という人
    危険な感じがします。スタンド使いに成り立てとのことですが得体が知れません。
    食べさせた私のスタンド、パール・ジャムが…
    彼の腹の中で消化されずに捕獲されたままになっているのを感じます。」

仗助「…グレート」



第四話へ

第二話へ

目次へ