阿部さんが杜王町にやって来たようです
第四部・第二話

11 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:23:08.25 ID:sxB0mDpy0
片桐「ンア゙ッー! ンギモッチイイッー! ンア゙ッー!」

阿部「いいぞ、よく湿って締め付けてきやがる…」

仗助「おい! こんなとこで何やってるんすか? アンタ!?」

阿部「仗助君じゃないか? 何やってるかって? ナニだよ。 君も混ざるかい?」

仗助「ちょ…! こいつはアンジェロじゃないすか!!
   承太郎さーーん!!こっちです承太郎さーーーん!!
   アンジェロが!!アンジェロが大変なことになってますってばー!!」

・・・
俺は承太郎君にしこたま怒られた後、追い払われてしまった。
二人は何か、アンジェロに尋問することがあるらしいが
俺はそんなことには興味が無い。充分楽しんだし、ここは退くことにした。

14 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:26:11.89 ID:sxB0mDpy0
承太郎「成る程… 弓と矢…か。 だが、まさかスタンド使いでもない阿部さんに
     アンジェロ…お前が捕まるとはな…」

片桐「そ…そうか、奴の言っていた おあずけ喰らった二人ってのは
   お前らのことか… 負け惜しみじゃねーが、あの阿部には気をつけるんだな
   ハハ! フハハハハハ!!!」

仗助「何言ってんだテメー? 阿部さんはゲイだけど悪い奴じゃねーぜ!!」

片桐「ヒ…ヒヒ…なんで俺がテメーらに抵抗もしなかったか、分かってないようだな!」

仗助「そりゃスタンド使い二人相手に勝てるわけねーだろーがよー」

片桐「違うな…スタンドさえ使えればお前ら二人だろーと関係ねー
   『奴の腹ン中から返ってこない』んだよ……… 俺のスタンドが!」

仗助「!!?」

承太郎「…やれやれだぜ」

19 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:29:35.59 ID:sxB0mDpy0
仗助「阿部さんじゃないっすか? こんなトコで何やってんすか?」

阿部「いや、しばらく杜王町に滞在しようと思ってね。
   ホテルは金がかかるし…、 オンボロでいいからハッテン場にできる
   安い部屋を貸してくれ、と不動産屋に頼んだら、この空き家を紹介されたんだよ。」

仗助「ちょ、おれんち、この近くなんすよ、こんなとこにハッテン場はやめて下さいよ!」

阿部「それはともかく、どうも誰か先客がいるらしいんだ。
   浮浪者だとは思うが、俺1人では追い払うのは心細い…一緒に入ってくれないか。
   手伝ってくれるならハッテン場計画は考え直してみることにする。」

仗助「はぁ、そう言ってくれるなら… まぁ、いいっすよ」

阿部「(…かかった!! 室内に連れ込めばこっちのもんよ!)」

21 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:34:07.29 ID:sxB0mDpy0
うまいこと騙して仗助を空き家に連れ込んだものの、
マジで先客がいたらしく、いきなり修羅場になってしまった。

億秦「ピク… ピク…」

仗助「かなりグレートで恐ろしいスタンドだったぜ…
   阿部さん、大丈夫っすか?」

阿部「ああ、なんとか。やはり君がいてくれて良かったよ」

仗助「気がついて、この億泰に反撃されると厄介だ。
   当分気絶したままでいるように一発キツーく首締めとくか」

阿部「じゃあ、俺も一発キツイのをやっておこうか」

形兆「そこまでだ… 随分と弟を可愛がってくれたな」

阿部「おいおい、可愛がるのはこれからだぜ?」

形兆「仗助もろとも死ね!! バッド・カンパニー!!」

仗助「なんだこの小っこい奴らは!!これが奴のスタンド!?
   阿部さん、何が何だか分からないだろーが、
   とにかくこっちへ逃げて下さい!!」

阿部「こっち見ろ! 仗助! 危ない! 戦車までいるぞ!」

25 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:37:23.11 ID:sxB0mDpy0
仗助「阿部さん… あんた今何て言った… まさか」

形兆「ほお、ただのゲイかと思ったら… 『見えて』いたのかっ!
   もしかしたら、俺の探している能力かもしれん。
   スタンドを出してみろ!!スカートをまくるようにゆっくりとだ!」

阿部「いいだろう…」

ぬぎぬぎ…

形兆「何故脱ぐ!?そして何故つなぎの下は全裸なんだ!?パンツぐらい履け!!」

仗助「まさか、阿部さん…『俺の下はスタンドだ』って言うつもりじゃあ…」

阿部「おや?違うのかい?まだスタンドっていうのをどう出すのかよく分からんのでね」

形兆「なるほど〜。成り立てというわけか、なら俺がきっかけを与えてやる!!
   グリーンベレー!やれ!!」

ザグザグザグッ

仗助「いつの間にか、阿部さんの首にちっこいのが!!大丈夫スかっ!!」

阿部「アオオオオオオオー!!」

ブリブリブリブリブリブリブリブリブリ

形兆&仗助「……………何で?」

28 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:40:14.37 ID:sxB0mDpy0
ブリブリブリブリビチチチチチーーー ジョロロロロ シャーーーーー

阿部「ウンコが出ると、何故か小便も一緒に出るよな?」

仗助「何でアンタが一番落ち着いてるんすか!?
   いいから、少しは止める努力をしてくださいよ!!
   尋常じゃねーーっすよ!! この臭い、この量は!!」

阿部「アンジェロとのプレイ以降、腹の調子が悪くてな」

ブリリ… ピク…ピクピク…

形兆「(うんこが動いた…? あの阿部とかいう男のスタンド…まさか?
    とりあえず、あのウンコ野郎は保留だ。
    ここは、さっさと仗助だけ始末するか!!)
    もういい!!知りたいことはコレで充分ッ!全隊戦闘態勢ッ!!」

33 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 12:43:19.57 ID:sxB0mDpy0
便所に行ってケツを拭いて戻ってくると、事態は一変し、
形兆が電気のスタンドに襲われ、弓と矢も奪われてしまった後だった。

億泰「俺の兄貴は最後の最後に俺をかばってくれたよな〜っ
   な〜〜 見てただろォ〜?」

阿部「ああ、たしかに見たよ…お前の兄貴はお前をかばったよ」

仗助「あんたさっきまで便所に行ってたじゃないっすか」

とりあえず、俺はこの虹村家に居候させてもらうことになった。
帰る家が出来たっていうのはいいことだ。安心する。


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