阿部さんが杜王町にやって来たようです

第四部・第十一話

266 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 14:25:33.17 ID:sxB0mDpy0
ある晴れた日のこと、もう魔法以上のユカイは無いだろうと
散歩をしていたら、………爆発した。
287 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 14:29:36.31 ID:sxB0mDpy0
爆発したのは民家だったが…そこに億泰を担いで入っていく仗助を見つけたので
急いで俺も民家に乗り込んだ。家の前でサラリーマンがジャミラみたいなニートとモめていたが
今はそれどころではない、若いアナルが失われつつある。これは最初からクライマックスだ!


阿部「おい!仗助!大丈夫か!?」

仗助「阿部さん…!? どうしてここが!?」

阿部「タマタマだ!!」

仗助「外にサラリーマン風の男がいなかったすか?そいつが爆弾魔…吉良吉影だ!!
   ついに見つけたんだ。そして、億泰が…やられちまった…」

阿部「くそ…なんてこったい」

フオン…

阿部「なんでい? あのシャボン玉みたいなのは?」

シルシルシルシル…

仗「こっちに向かってくる… 空気弾だ! 阿部さんヤツは空気の塊を
  爆弾にして発射してくることもできるんっすよ!!」

阿部「よし、なら俺のポケット・モンスターで吸い込んでやる!!」

仗「あ! ダメッすよ!! 阿部さん!!」

ドグオォーン!!

299 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 14:32:00.29 ID:sxB0mDpy0
阿部「ハアッオ゙」

仗助「クレイジー・ダイヤモンド!! ドララー」

ズギューーーン

阿部「やべえやべえ、死ぬかと思ったぜ… 触れる前に爆発しやがったぞ」

仗「説明も途中なのに、いきなり爆弾をケツに入れようとするなんて
  プッツンしてますぜ〜 そのぶっ飛んでる根性… まじに社会人すか?
  どのタイミングで爆発させるかは吉良の自由なんすよ… ………待てよ
  何故、この室内の状況がヤツに分かった…?ここは外から見えないはず…」

スッ

阿部「多分、コイツだな」

写真「ちくしょー 離しやがれ!!」

仗助「写真の親父…!! どこで!?」

阿部「今、隅を爆風で飛ばされていたのを捕まえたんだ。
   コイツが電話で連絡していたに違いない。
   仗助、コイツ、もう成仏させてやってもいいよな?」

仗助「…コクリ」

308 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 14:35:01.83 ID:sxB0mDpy0
阿部さんは既に6体のスタンドを持っています。
どれか1つを忘れてください。


   アクア・ネックレス
   パール・ジャム
   ヘブンズ・ドアーの原稿
   ラットの針
   シアー・ハート・アタック
   エニグマの紙

トア アトム・ハート・ファーザー


アトム・ハート・ファーザーを覚えないで終わりますか?

トア はい
   いいえ


1・2・のポカンッ!!
写真の親父「吉影ええええええええええええええええ!!」

阿部さんはアトム・ハート・ファーザーを覚えずに終わった!


阿部「南無阿弥陀仏」

316 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 14:39:49.38 ID:sxB0mDpy0
億泰「オレ… 変な夢を見たぜ… 夢の中で暗闇を歩いているとよー
   死んだ形兆の兄貴が出てきたんだ… 
   『お前の兄貴は誰だ?』って兄貴がオレに聞くんだ…
   オレの兄貴は形兆兄貴さって言ったんだ。
   そしたら兄貴は『そんな血縁上のことではない』
   『お前がこれからついていく兄貴と認めた人は誰なんだ』て言うんだ…
   俺は少し考えて… 『阿部さんかな… 飯は献立おかしいけど美味いし、
   親父とも仲良くシてるみたいだし。』て、答えたら目が醒めたんだ…
   とても、寂しい夢だったよ…」

仗助「億泰…こんな時に… 生きてるならよぉ〜〜!
   さっさと目を醒ませ〜 コラァ〜〜ッ!!」

写真の親父を葬った後、仗助は吉良との接近戦に持ち込んだ。
俺も支援しようと思ったのだが、いつの間にかレベルアップしていた
手持ちのスタンド達が、バッジが無いせいか全く言うことを聞かなかったので
つなぎのチャックを上げたり下げたりしながらバトルを静観していた。
最初は仗助の有利だったが、吉良が放った逆転の空気弾に追い詰められた時
億康が復活してその窮地を救ったのだ!!

吉良「馬鹿な…この私が追い詰められてしまうなんて…」

阿部「さて…そろそろオレの出番かな?」

322 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 14:42:56.12 ID:sxB0mDpy0
吉良「な、なんだ貴様!さっきから仗助と一緒にいたヤツだな!
   何故、全裸でこっちに迫ってくる!!」

阿部「俺の名は阿部高和。今まで数え切れないほどのいい男を抱いてきた…
   フウウウウー 俺は…子供のころ…
   レオナルド・ダ・ビンチの『ダビデ像』てあるよな…
   あの写真…画集で見た時… あの「ダビデ」の股間にぶら下がってる
   「金玉」… あれ初めて見た時… なんていうか… その… フフ…
   『勃起』…しちゃってね…」

仗助&億泰&吉良「………」

阿部「『金玉』のとこだけ切り抜いて…しばらく部屋に飾ってたよ…
   お前のも… 切り抜きたい…」

仗助「…グレート 阿部は阿部でも、そりゃ阿部定っすよ〜」

331 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2007/02/25(日) 14:47:42.08 ID:sxB0mDpy0
吉良「俺のそばに近寄るなーーーーーーーッ!!」

阿部「あ、おい!そっちは!!」

救急隊員「おい、そこに誰か倒れているぞーッ!ストーップ!ストープッ!」

ドグン!----救急車に轢かれ即死だった。

仗助「奴の最後は事故死…か?」

阿部「いや、まだいける!!」

億泰「死姦はアウトだろ… 常識的に考えて…」


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