阿部さんが杜王町にやって来たようです

第五部・第二話

507 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 00:08:37.89 ID:cEAYjeAR0
トォルルルルン トォルルルルン
プツッ ガチャリ

阿部「…俺だ」

承太郎「阿部さん。無事手配したホテルに着いたようだな?
     で、汐華初流乃は見つかったか?」

阿部「ああ、彼なら俺の隣で寝てるよ…」

承「(野郎…)…ッ!!」

阿部「彼はイタリアでは、ジョルノ・ジョバァーナと呼ばれている。
   偶然、空港を降りた途端、出会っちまったんだ。俺も驚いたよ。
   で、彼の有り余ってるチンポの皮でも送ればいいんだったっけか?
   ついでにそろそろ教えてくれよ… 彼が何者か?」

承「…彼の父親は俺が殺した。名前はDIO・ブランドー。
  最近になって、DIOに子供がいる可能性が発覚してな…
  彼の…ジョルノのDNAからそれを検査したいのだ」

阿部「DIO…、あ、あのDIOか!?
  (やっべー、聞いたこともねーよ、そんな男。
   でもここは…適当に話を合わせとこう…)」

510 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 00:11:54.35 ID:cEAYjeAR0
ジョルノをイタリアに到着した初日に捕まえられたのは良かったのだが
俺の滞在予定期間はまだまだ残っている。
旅行気分で浮かれていたせいか、ジョルノを激しいプレイで
再起不能にしてしまったので、俺は仕方なく空港の外のベンチで獲物を待っていた。

阿部「流石にコロネに16連射や、耳の穴に金玉入れたのは
   悪乗りしすぎたか…マジ泣きしてたしな…
   おっと…そうこうしている内に、鴨がネギしょってやって来たぜ…
   いや、野郎が持ってるのはネギじゃねーな、スコップか?
   あれがイタリアのトレンドか?」

ルカ「あんただな…グス 昨日空港の前で大ハッスルしていたのは?
   東洋人のよそ者に勝手にそんなことされると困るんだよ…」

阿部「誰だか知らんが…隣、座んなよ。見上げて喋るの疲れるからさ… ホラ…」

513 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 00:15:39.62 ID:cEAYjeAR0
ルカ「ちっ…」

ドカッ

ルカ「(…なんでケツを押し付けて来るんだ この野郎…?)」

阿部「いきなりだが、いい交友関係には3つの『U』が必要だと思うんだ。
   1つ目は『ウホッ』 2つ目は『いい男』 3つ目は『やらないか』だ」

ルカ「テメー!!俺をおちょくってんのか!!大人しく金を払えば許そうと思ったが
   もう、我慢ならねえ!!テメーはもう…テメーはもう!おしまいだぁあーっ!!」

阿部「やれやれ、短気は損気だぜ。アクア・ネックレス!!」

ルカ「が、体が…!? テメェー何を?」

阿部「何だ? スタンド使いじゃないのか… こいつはチョロいぜ…」

ルカ「ちょ…ちょ… チョヤッーーーー!!!」


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