阿部さんが杜王町にやって来たようです

第五部・第三話

514 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 00:19:04.59 ID:cEAYjeAR0
謎々みたいに解き明かしてやろうと、地球儀を探していたら
おかっぱ頭に、シャツが黒いレースという
ゲイ臭がムンムンするギャング「ブチャラティ」に絡まれた。

ブチャ「『涙目のルカ』が自分の『スコップ』 ケツにブッ込まれて
    空港の外れにブっ倒れていた…あれじゃあ意識は戻らねえ、重体だ。
    誰が『ヤった』のか調べている…! 阿部高和…お前空港にいたそうだな
    お前に質問する…『空港で涙目のルカに会わなかったか?』」

阿部「…知らないな」

ブチャ「…汗をかかないね。邪魔したな」

その時、俺は握っていたはずの手の中に違和感を感じた…
手を開くと…中に入っていたのは…『眼球』…

ブチャ「ルカの『右目』だぜ…どうせ意識が無いんだから持って来たんだ…
   (…アレ?まだ汗かかないぞ?コイツ?)」

阿部「ルカの右目と申したか」

パクッ チュパチュパチュパチュパ… クチャ… プーーッ!!

ブチャ「ひ!ひいいいいいいい!!喰ってるうううううううう!!!」


‐阿部高和を驚かすことなど不可能であった‐

519 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 00:24:25.31 ID:cEAYjeAR0
阿部「お前…『覚悟してきてる人』…だよな? ゲイに話しかけるってことは
   ノンケでも構わず食われちまうかもしれない…という危険を
   常に覚悟してきているはずだよな…?」

ブチャ「(こいつ…俺をヤる気だ…マジだ… 言ってることはむちゃくちゃだが
     こいつにはヤると言ったらヤるという…『スゴ味』がある!!)
    うわあああああああああああああああああああああああ!!!」

阿部「………」

ブチャ「? 何故、攻撃をやめた?」

阿部「お前がいい男だからな…」

ブチャ「お前が勝手に攻撃をやめたからって
    俺がお前を始末することには変わり無いんだぜ!」

阿部「いいや、アンタはもう俺を殺したりしないね
   何故ならアンタは俺のセフレになるからだ」

ブチャ「!」

阿部「俺はあんた等のボスを倒してギャング中のいい男をセフレにする
    今、思いついた!」



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