ひぐらしのなく頃に阿部高和が雛見沢村に引越して来たようです


4スレ目

 

26 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/07(水) 23:05:44.13 ID:mAb+hCYEO
顎を蹴り上げられ、したたかに舌を噛む…口元から血が流れ出す。


「うう……み…魅音…痛っ…」


「えぇ?聞こえない!」


今度は足の裏を顔に押し付け始めた。


「ぐぁ…ンプッ…」

32 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/07(水) 23:14:15.83 ID:mAb+hCYEO
「アンタ…レナとやろうとしたでしょ?…それで挙げ句の果てに殺すつもりだったの?ねぇ…ねぇ!」


魅音は執拗に圭一の顔を踏み付ける。…鼻がひしゃげ、切れた血管から血がにじみ出す。


「ねぇ…圭ちゃん……約束どおり…玉……踏み潰すよ?」


魅音は顔から足を離すと、圭一の股間の真上に足を持って来た。膝を曲げ、力を溜めて思い切り踏み潰すつもりのようだ。


「魅音……止めろ…止めて……痛いから……。」

70 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/07(水) 23:32:41.07 ID:mAb+hCYEO
「駄目だよ……でも圭ちゃん……踏まれたいんでしょ?……昨日なんてあんなに固くしちゃって……気持ち良かったんでしょ?」


「止めてくれ、魅音……お願いだ!……おれ…そんな事されたら死んじゃう!」


「駄  目  だ  よ」


魅音がさげすんだような目をして笑っている…俺は脂汗をかきながら…何とか魅音に止めさせるように懇願した。


「圭ちゃん………死にはしないから大丈夫だよ…多分…キャハハ!!」


魅音は一気に足でもって俺の股間を踏み付けた…。

90 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/07(水) 23:39:30.48 ID:mAb+hCYEO
「ガハァ………クアッ……グウッ……」


「どう?圭ちゃん…気持ち良い?」


魅音が股間に押し付けた足をグリグリと動かす。


「気持ちいいかって聞いてんだよ!!」


再び魅音がふり上げた足を、圭一の股間に振り下ろす。


圭一は地獄にいた。

112 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/07(水) 23:48:47.15 ID:mAb+hCYEO
「…………ンンッ…ンンッ…」

 

「何とか言いなさいよ、前原圭一…。」


「痛い………もう止めて……。」


「駄目だよ。まだまだ圭ちゃんがイクまで続くんだから。」


魅音が着ていたTシャツをおもむろに捲り上げた。水玉模様をあしらったブラジャーと形のいい胸が現れる。


「ほら…圭ちゃん…好きなんでしょ?おっぱい…。」


158 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 00:05:20.38 ID:XNqnwMTKO
「圭ちゃんの大好きなおっぱい……吸わせてあげてもいいよ…。」


そういうと魅音は乳房を持ち上げて、上下に動かし始めた…柔らかそうな乳房が彼女の手の中で踊る…。


「そんな…魅音……駄目だよ…。」


「え?聞こえない!!男の子ならもっとはっきり喋ってよ!!」


魅音は足の指に力をいれて、玉を圧迫する…グリグリと…。

178 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 00:15:03.61 ID:XNqnwMTKO
「笑えよ、圭ちゃん…。」


魅音の足がズボン越しに圭一の棒を上下に擦り上げる。


「ハッ……ハアッッ!」


「おっぱい見ながら足でしてもらえるなんて圭ちゃん幸せ者だね。」


「魅音………ヤバいよ…ヤバい…アアッ!」


196 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 00:25:54.56 ID:XNqnwMTKO
「私圭ちゃんのが見たいな〜。」


そういうと魅音はフックを外してベルトを抜き取る。


魅音の目は悪戯っぽくキラキラと輝いていた。


「圭ちゃん…力抜いて…」


魅音は一番上のボタンを外すと、口を使ってズボンのジッパーを下ろした。


「う……あ…そんな……アアッ!」

209 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 00:31:19.98 ID:XNqnwMTKO
わざと音を立ててジッパーを引き下ろす。

「何か固いのが唇に当たったよ?勃ってるの?」


ズボンを引き矧がすと、入れ代わりに圭一の剥き出しの太股と、トランクスのパンツが現れた。


トランクスが突っ張ってる。魅音を目を細めた。


「こんなにして…やっぱりやらしいよ圭ちゃん…。」

222 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 00:43:34.78 ID:XNqnwMTKO
魅音はトランクス越しに圭一の棒に舌を這わせた…ゆっくりと…なめくじのように…上から下へ、下から上へ…。


そしてトランクスの窓からほじくるように舌を中へ入れる。


熱い圭一の棒がすぐさま過敏に反応する。


「気持ちいい?圭ちゃん…」

 

「ッッ…こんな事して…一体何が目的なんだ!」


「…ただのおしおきじゃないの…さあ、圭ちゃんの外に出すよ…」


トランクスの窓から舌と指を使って丹念に圭一のを引き出していく…。

240 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 00:55:12.29 ID:XNqnwMTKO
魅音はいきなりくわえ込んだりしない。


は〜っ、と熱い息を吹きかける。それだけで圭一の体はビクッと震える。


魅音は微笑みを浮かべて、舌を突き出した。
細い舌先が、亀頭に触れた。


思わずうめきそうになる…。


「ああ……阿部さん…助けて!阿部さん…。」


「阿部さんなんかレナと診療所にいっちゃったじゃない!何言ってんの!」


じんわりてくすぐりながら舌先を回転させていく。

尿道口に近付いては離れ、また尿道口に近付いては離れを繰り返していく。それだけでも射精感が強まっていく。

初めはゆっくりとしたペースだったが、次第にスピードを上げていく…だが決して強く亀頭には触れはしない。

触れるか触れないかのギリギリの接触のまま、舌先を回転させていく。

「クアアッ……阿部さ…ん…ンンッ!」


258 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 01:05:43.47 ID:XNqnwMTKO
まだくわえられてもいないのに圭一はいきそうになっている。


昨日の出来事があったので、射精なんかしたら何をされるのか分かった物ではない!


圭一は我慢をした。…そう…我慢を…。


魅音のいやらしい舌が圭一の尿道口の回りを旋回する。


「アンタくわえられてもいないのにイッたらただじゃおかないからね?」


亀頭の先から早くも分泌液が出てきたので魅音が冷たくそう言い放った。


267 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 01:14:41.45 ID:XNqnwMTKO
圭一は魅音のTシャツの肩口を握り締めて何とか我慢していた。


いやらしいうめきが圭一の口から漏れている。もうとうに限界は過ぎていた。


「ウンッ……ハァ…ハァ…アアッ…ハァハァ…。」


「イクなよ!まだ我慢してろよ!」


思わずイキそうになり、ビクビクと痙攣する棒に、魅音の檄が飛ぶ。

273 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 01:21:41.03 ID:XNqnwMTKO
圭一は必死に我慢した。目を瞑り、唇を噛み締めて…。


けれども、限界が来てしまった。


物凄い勢いで旋回する舌先が尿道口に滑り込んできた瞬間、圭一は腰を突き上げていた。

尿道口をほじくる魅音の舌に白濁した粘液が降りかかる。

イッてしまった…。

「我慢しろっていったよね?圭ちゃん……」

283 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 01:27:45.02 ID:XNqnwMTKO
「我慢しろっていったのに…よりによって口の中に…グッ!」


魅音は圭一の亀頭に思い切り歯を立てた。


いくら勃起状態とはいえ痛い事に変わりはない…いや、激痛だ!


魅音は噛み切らんばかりに力を込めた。


圭一がまるで谷底へ落ちるような長く細い悲鳴を上げた。

301 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 01:41:31.23 ID:XNqnwMTKO
「じゃあ…前原圭一!私の言うこと聞いてくれるの?」


「聞く!聞きますから…だからもう止めて下さい!」


「あらそう……。じゃあ少しの間眠ってて貰うわよ…。」


魅音はポケットから注射器を取り出して、キャップを抜いた。

キュポン…と軽快な音をたててキャップが外れる。


「………何を注射するつもり…ガハッッ!」


魅音は一気に圭一の首筋に注射器を突き刺した。


381 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 10:13:26.14 ID:XNqnwMTKO
「大丈夫よ、圭ちゃん…死にはしないもの……いや…死んじゃうかも…ね。ケッケッケッケッ…。」


魅音の冷たい…死んだ爬虫類のような目が俺の苦痛に歪む顔を眺めようと顔前をギョロギョロと動き回る。


注射針を、まるで皮膚をえぐるかのようにグリグリと動かす。


激しい苦痛が圭一を襲う。


「圭ちゃん分かる?…一番危ないのは…私でもレナでもなく……阿部さんなんだよ?阿部さんさえ…阿部がこの村に来なけりゃこんな事にゃならなかったんだよ!」


そういうと魅音は僕の下唇に噛みついた。

下唇をいやらしく吸い上げ、舐め回し、噛みきらんばかりに歯を立てる。
 
389 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 11:08:05.01 ID:XNqnwMTKO
圭一の唇が切れて血が流れ出す。
魅音は流れ出した血を丹念に舐め回し、綺麗に拭い取った。


「ねぇ…圭ちゃん………レナと私どっちが好きなの?……ねぇ…圭ちゃん…。」


一転して魅音の声が猫撫で声になる。
魅音の舌が歯を押し拡げて侵入し、圭一の舌をチロチロともてあそぶ。

温かい粘液が圭一の口内に侵入し、彼の理性を掻き乱す。
舌と舌とが絡み合い、ピチャピチャといやらしい音を立てて相手の舌をすすりあう。


激しい快感に圭一の脳髄はとろけそうになる。

393 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 11:20:13.62 ID:XNqnwMTKO
「圭ちゃんに…圭ちゃんに何を言ってもロクな返事が返ってこない!何よこの舌!…………アタシの事を好きって言わないこんな舌なんか……いらない!」


魅音が俺の舌に奥歯をあてがうと、思い切り咀嚼するように舌を噛み締めた。


「ンフッッ…ンンッ…ンンッ!」


舌先に血がにじむのを感じた。
しょっぱい血潮が魅音の口から溢れて、圭一の口にも流れ込む。


魅音は無表情のまま、圭一の舌を噛みしだき、注射器の薬液を一気に注入した。

398 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 11:36:53.15 ID:XNqnwMTKO
翌朝……阿部自動車修理工場のガレージにて…。


レナの死体が見つかった事によって雛見沢村は蜂の巣をつついたような騒ぎになった。


無理もない…まだ幼い…本当に幼い女の子がこんな酷い手口で殺されたのだ。


警察の方も、村人による犯人やそうと思われる容疑者への集団リンチや暴動を避けるため、なるべく殺人事件が起こった事実を隠し通そうと躍起になったが無駄な事だった。


死体発見現場には多くの野次馬が殺到し、一時現場は暴動寸前にまで発展した。


そして村人による犯人探し……一番最初に疑われたのは我々の愛すべき…阿部さんだった。

402 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 11:45:03.64 ID:XNqnwMTKO
阿部はガレージのテーブルに座り…ただ…ただひたすらにぼんやりしていた。


入江先生が自殺し、レナが惨殺された。


しかも二つの件全てに俺が絡んでいる。

阿部は気が狂いそうになっていた。どうして…どうして…俺だけが…こんな…。


「阿部さん……おはよう…」


ガレージの入口に沙都子と梨花ちゃんが立っていた。二人とも泣いたのだろうか、目が赤い。


無理もない……友達が殺されたのだ。俺でさえショックを受けているのに、コイツラがショックをうけない筈がない。


409 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 11:59:45.12 ID:XNqnwMTKO
「事件の事を聞きましたわ……阿部さん、村人に犯人と疑われてますわよ…。」


沙都子が下を向いたまま、阿部に目を向けずに呟いた。


「僕も聞きましたです……阿部は…犯人なんかじゃないですよね…。」


梨花ちゃんが不安そうな顔で阿部をみてきた。疑う事を知らない…痛々しいぐらいに……純粋な目で…。

 

414 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 12:10:55.41 ID:XNqnwMTKO
「阿部さんが犯人だったら……僕…僕……どうしたらいいか……」


とうとう梨花ちゃんが泣き出した……それにつられて沙都子も…。


ガレージの中に二人の悲痛な泣き声がこだまする。耐えられない!…もう耐えられなかった!


「うるさい!黙れ!犯すぞこの野郎!!」


阿部の怒鳴り声に二人ともビクッと小さく痙攣する。

424 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 12:19:54.02 ID:XNqnwMTKO
「阿部さん……阿部さんいつもの阿部さんじゃない!……阿部さんじゃない………。」


梨花ちゃんが涙で濡れた目を非難がましくこちらに向けていった。


沙都子はただ泣き続け、しゃくり上げ、こちらを見ようともしなかった。


「大声を上げてすまなかった…本当にすまない……だが耐えられないんだよ…そのムカつく泣き声がよ!」


阿部は力まかせにテーブルに拳を叩き付けた。テーブルの表面が微妙に変形し、へこむ。

437 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 12:46:28.82 ID:XNqnwMTKO
「阿部さん……本当に…どうしちゃったんですの?」


「…何でもない……今日は…すまない…帰ってくれないか…」


その方がいい……このままだと怒りに任せて二人とも殺してしまいそうだった。

レナの一件以来、阿部の中で何かが壊れたままだった…。

人として大切な何かが。

「阿部さん…。」


「帰ってくれ……どうにかなってしまいそうなんだ…。」

444 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 13:04:36.15 ID:XNqnwMTKO
「阿部さん…僕たちしんじてるですよ…阿部さんが犯人じゃないことを…。」


二人は帰り際にそう言ってガレージを後にした……。


畜生…畜生…。

阿部はムシャクシャしてテーブルを蹴りつけた…。

ガタン…とけたたましい音をたててガレージの反対側の壁まで滑っていく…。


今日はこれ以上仕事をしても駄目だ…帰ろう…。

450 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 13:15:10.18 ID:XNqnwMTKO
阿部はガレージのシャッターを締めようと、入口のシャッターに手を伸ばした…。


「聞きましたよ…阿部さん…大変じゃないですか…。」


いやらしい声がした。

阿部は後ろを振り返る。…案の定そこにはいつもの自転車を引いた富竹の姿があった。


そこの駄菓子屋でかったのだろうか……今度は随分と簡素な綿菓子の袋を持っている。

473 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 14:08:08.37 ID:XNqnwMTKO
「どうです?……レナちゃんが大好きだった綿菓子でも食べながら…お話でも…。」


「いや……アンタと話す事なんかない…帰ってくれ…」


俺は無意識に腰のドライバーの柄を握り締めた……。


「ちょっと取材させて下さいよ……レナちゃんの件で…。」


「いい加減にしてくれ!アンタと話す事なんかない!」


「あの事件の話…聞きたくないんですか…?」


富竹が綿菓子をかじりながら、見透かすような目をこちらに向ける…。

「知りたいんでしょ…?阿部さん…。」


「……分かった…。立ち話もなんだ…ガレージへ入れ。」


「あ、そうだ…ついでに自転車も修理して下さいよ…あなたに投げられてから調子が悪いんですよ」

484 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 14:25:41.27 ID:XNqnwMTKO
ガレージの中に入ると富竹は断りもせず、椅子にドカッと腰をかけた。


「で?…阿部さん聞きましたか?…レナちゃんの検死結果…。」


富竹は食べ終えた綿菓子の袋をガレージの床に無造作に放り投げるながら言った。


阿部の中で何かが破裂しかける。

もしこれが破裂した時、果たして俺は…富竹は…一体どうなるのだろうか…。


「酷いもんですよ…全く…。10本の指の爪全てをペンチで剥がされた挙げ句、小指を切断されていたそうです。…生体反応から生前に切断された物であると分かりました。肋骨を抜いたのも…生前です…。麻酔は勿論施されませんでした。」

493 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 14:34:41.14 ID:XNqnwMTKO
「苦痛のあまり、自ら舌を噛みきって自殺しようとした痕跡が見られました…だけど死にきれなかった…。」


富竹がふぅ…、と大きく溜め息をついた。


「そこで神様は慈悲の手をさしのべた…。膝の皿を砕かれていた最中…彼女は死にました…。外傷性のショック死です。」


「……レナ…。」


「阿部さん…私は決してあなたが犯人だとは思っていない…それは何故だか分かりますね…?あなたは雛見沢に必要な人間です…。分かりますか?」


「…一体何を言ってるんだ…。」


支離滅裂な言葉を吐くこの男に対しての殺意が高まっていく…。この無神経さ故の憎しみ……。

496 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 14:44:53.81 ID:XNqnwMTKO
「阿部さん…あなたがちょうどひぐらしのなく頃に雛見沢にやって来たのは偶然じゃない…必然的な出来事なんです。…物が上から下に落ちるように…。」


「富竹さん…君が何をいってるのか分からないよ!」


「あの事件!!!」


突然富竹が椅子から立ち上がり、阿部に向かって怒鳴った。


「数年前!!この村で猟奇殺人事件が起きました!!酷い事件です!!…それが起きたのもちょうどひぐらしのなく頃……この雛見沢の綿流しの祭りが始まる少し前の事でした!!」
 
502 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 15:01:18.28 ID:XNqnwMTKO
一瞬、阿部の脳裏にある光景がフラッシュバックする…。


あのガレージから見た夢の中の光景…。


村人数人が何かを…何かを…斧や鍬で滅多打ちにする光景が…。


「ちなみにその猟奇殺人事件の犯人はいまだに捕まっていない…。阿部さん…いや、私の口からは言えません…オヤシロ様の祟りが怖くて…。」


「祟りだの、何だの!一体いつまでそんな事を言うつもりなんだ…。」


「村の人も真実を語ってくれません……祟りが怖くて…。」


富竹の声がだいぶ低くなり、いくぶんか落ち着いたように見えた。


「所で阿部さん…あなたゲイなんですか?そうですよね?」

508 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 15:08:25.57 ID:XNqnwMTKO
「これを見て下さいよ…阿部さん。」


そういうと富竹は腰につけているバックパックから写真を数枚取り出して、テーブルの上に放り投げた。


テーブルの上を写真がバラバラに散り、滑り、何枚かは床に落ちた。


阿部は投げられた写真のうち一枚を摘み上げた。


何てこったい!


そこには阿部と入江先生の交わる姿が写っていた。


521 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 15:15:54.62 ID:XNqnwMTKO
「実はね……阿部さん…俺は鷹野三四に頼まれてアンタの事をずっと監視してたんだよ…。」


富竹がさらに写真を取り出して、阿部に向かって放り投げた。


そこにはレナと魅音が圭一をもてあそび、その脇で立ち尽くす俺の姿が写っていた。


俺は雷に撃たれたかのようなショックを受けた。

525 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 15:20:12.15 ID:XNqnwMTKO
「極めつけがこれだよ!……どうだい阿部さんよ!」


富竹が最後の写真の束を阿部の顔に叩き付けるようにして放り投げた。


くちづけをする阿部と圭一…そして胸を露にしたレナを前にする阿部…。


「何で…こんな事を……。」


「俺が知るかよ…高野に聞けよ…。」

534 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 15:26:44.66 ID:XNqnwMTKO
「さて…取引きをしようか…阿部さん。このスキャンダルは果たしていくらだと思う?」


テーブルに手をついて阿部の前に顔をズイッと近付ける。


この男…たかりか…。


阿部の中でその…例の何かが破裂した…。


阿部はゆっくりと椅子から立ち上がると、ガレージの入口にむかい、周りに誰もいない事を確かめてからシャッターをしめた。


「さあ阿部さん…どうするんだ?ちなみに鷹野からの報酬は200万…阿部さん…あんたならそれに見合うだけの価値が有るものを俺にくれるよな?」


阿部は窓ガラスを閉めて、ブラインドを下げた。


一瞬にしてガレージ内が薄暗くなる。

ちなみに人間が腐って浮くのを防ぐにはその人の体重以上の重しが必要。

551 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 15:39:00.77 ID:XNqnwMTKO
「さあ…阿部さん。どうするんだい?」


おれはシャッターの鍵を閉めた。これで中からも外からもシャッターを開けられない…。
俺は腰のドライバーに手を伸ばした。富竹はそれに気付かずに勝利の笑みらしき物を浮かべていた。


「……お前は…お前は生きていてはいけない人間だ。」


ドライバーを腰から取り出して、富竹に向けた。


富竹の顔が急激に青ざめていく。

561 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 15:48:46.18 ID:XNqnwMTKO
「待て…落ち着け……阿部さん…。」


富竹が椅子から立ち上がり、後ずさる…。

おれはドライバーを手ににじりよる。


富竹が血相を変えてシャッターに飛び付き、必死で持ち上げようとした。
だが鍵が閉まっている。鍵は俺のポケットの中だ…。


「誰か!助けてくれ!殺されちまう!」


絶望的な位の過疎村だ。当然だれも聞いてはいない。

俺は富竹の首根っこをつかむと思い切りシャッターからひきはがした。


富竹は腰をテーブルにしたたかに打ちつけた。

568 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 15:55:22.86 ID:XNqnwMTKO
阿部は富竹をテーブルに押さえつけた。


そして逃げられないようにテーブルに載せた手にドライバーを突き刺した。


富竹が凄まじい悲鳴を上げた。


「喋ってもらうぞ…何故鷹野が俺を監視するのかを…。」


阿部は富竹のズボンを下げた。


「グアッ……一体…一体何をするつもりだ!」


「何をってアナタ…尋問だよ。」


俺はつなぎのジッパーを一番下まで下げた。

584 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 16:01:17.88 ID:XNqnwMTKO
「止めろ…よせ……そんな、まさか…」


「いや…そのまさかだよ、ゲス野郎…おい、力抜けよ…。」


俺は富竹のパンツを一気に脱がせた

色男ながら、引き締まったなかなかいい尻が現れた。


「分かった…謝る…まいった!許してくれ!」


「駄  目  だ  よ」


俺は富竹のケツに自転車用のグリースを塗りたくった。

富竹がヒィッと短い悲鳴を上げる

641 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 17:08:40.87 ID:XNqnwMTKO
「止めてくれ…お願いだ…阿部さん!阿部さん!」


富竹はしまいには泣き始めた。涙と鼻水と涎まみれの顔をこちらに向けて必死で命乞いをした。

おれは富竹の穴の入り口にそっと亀頭の先を突き付けた。


「最後のチャンスをやろう。何故鷹野が俺を監視するんだ?」


「し…知らない!…本当だ!…俺は頼まれただけで……」


「あらそう……じゃあ死になさい。」


俺はグリースでヌルヌルする穴に向かって一気に棒を突き込んだ!


「アッー!」


富竹はかん高い悲鳴を上げた。

660 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 17:17:05.02 ID:XNqnwMTKO
「アッー!…痛い!阿部さん!アアッ!ビャア!」


「今日は直腸までいくぞ!喋らないなら人工肛門だな!」


「アアッ!アアッ!本当に知らなアッー!」


「…血がにじんできたぞ…痛いか?苦しいか?」


「許して!…許してくれ!アッ!アアッ!お願いだ!」

669 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 17:24:03.45 ID:XNqnwMTKO
「アアッ!…アアッ!フフッ…フハッ…ハハッ…アアッ!」


何を思ったのか富竹は急に笑い始めた。


「何がおかしい!」


「アンタは所詮…こんな事でしか俺を押さえつけることが出来ない…。アッー!俺は何も喋らないからな!アアッ!…アアッ!」


いらついた、ムカついた…ここまでやられて虚勢を張っている富竹に、そしてこんな事しか出来ない自分自身に…。

678 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 17:29:45.54 ID:XNqnwMTKO
「安直な手段しか用いない単純なアンタにゃ、真相を解き明かす事は無理だ…諦めな。……アアッ!せいぜい祟られて死ぬんだな。ハハッハハッアッー!」

もう限界だった。耐えられなかった…。この男には…。


「そうかい…じゃあ、お前は祟られる前にここで死ぬんだよ。」


俺は富竹に突き刺して置いたドライバーを抜きとった。ヌラヌラとした血で輝いている。


「…何をするつもりだい?阿部さん…よせよ…おい…よせ、止めろ!」

691 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 17:41:48.57 ID:XNqnwMTKO
俺はドライバーを振り上げた。思い切り。


「よせ…本当に止めて……止めて!」


俺はドライバーをふり下ろした。

富竹の肩口にドライバーが鈍い感触を残して根本まで刺さった。


「アアア!……痛い…止めて…殺さないで…。」


710 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 18:02:12.55 ID:XNqnwMTKO
俺は富竹の肩口からドライバーを抜き取った。ギャッと富竹が苦痛の叫び声を上げてのけぞる。


「本当にこれが最後だぞ……何故、鷹野が俺を監視するんだ?」


「本当に何もしらないんだ……ただオヤシロ様がどうとか…あの事件がどうとか…聞いたのはそれだけなんだ。」


「そうか…じゃあお前はもういらない…。」


「そんな!待て待て待て!止めろ止めろ止めろ!……カッ!!!」


俺は富竹の背中にドライバーを一気に突き刺した。

721 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 18:16:42.31 ID:XNqnwMTKO
…悲鳴が聞こえなくなってからどのくらい刺しただろうか……プラスドライバーの先に肉片がこびりついてる…。富竹が着ていたタンクトップは蜂の巣のように穴だらけになり、ビショビショに濡れていた。


テーブルには扇状に血が広がっていた。
生臭い鉄の臭いが辺りを包む…。


阿部は着ているつなぎが血まみれになっているのに気が付いた。


富竹はテーブルにうつ伏せになったまま動かない。

ガレージの中は不気味な程の静寂に支配されていた。

735 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 18:45:44.51 ID:XNqnwMTKO
阿部は富竹の死体を毛布にくるむと、ビニール紐でがんじ絡めにした。


ガレージの奥からシャベルを取り出して富竹の死体の脇に置く。


そして至る所に飛び散った富竹の血を汚い雑巾で拭って回った。血の臭いが拭いても拭いてもとれない…。

仕方なく阿部はガソリンを少量ずつガレージに撒き、それで誤魔化した。


やってしまった…人を殺してしまった……。ついに溜りに溜った俺の何かが激しくうごめき、暴れ、そして腹を食い破って出てきてしまったようだ…。

 

その最初の犠牲者が富竹…。

745 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 18:56:00.46 ID:XNqnwMTKO
阿部はガレージのシャッターを開けると、バンに肩に担いだ富竹の死体とシャベルを積み込もうとした。


トランクを開けて、死体を下ろし、シャベルを入れて、トランクを閉める……視線を上げると沙都子が一部始終を目撃していたのだろうか、不安げな目に涙を溜めて、立っていた。


「阿部さん…さっきの…一体なんなんですの?それにその格好…。」


しまった!血まみれのつなぎを着替えるのを忘れた!

沙都子に見られた…。

764 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 19:09:12.61 ID:XNqnwMTKO
「あ…いや…あれだよ…ゴミだよゴミ…今から捨てにいくからさ…ちょっと手伝ってくれないかな?」


俺はなるべく笑顔で、沙都子ににじり寄る。

沙都子は怯え、涙を流しながら後ずさる。


「阿部さんに会いたくて…ここに来たんですの…そしたら…そしたら…中から凄い悲鳴が…それで私怖くなって、それで…」


沙都子のキラキラした目からまるで無尽蔵にあるかのようにとめどなく涙が溢れ、頬を濡らし、アスファルトに一滴ずつ落ちる。


「心配ない…何でもないよ…それよりガレージの中に入らない?トランプでもしよう。」


阿部は沙都子に気付かれないように、腰にさしてある富竹を刺し殺したドライバーの柄を握り締めた。

781 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 19:19:19.27 ID:XNqnwMTKO
「…阿部さん、来ないで……」

沙都子が震える声でやっと声を出した。


「さあ、おいで。心配ないよ…。この阿部さんとトランプしよう。」


後ずさりをしていた沙都子が遂に足をとられて、尻餅をつく形で転んだ。

すかさず阿部が距離をつめる


「嫌だ!…イヤッ!……イヤッ!……」


沙都子は地面を這って、何とかして阿部から距離を置こうとした。

821 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 19:35:03.48 ID:XNqnwMTKO
阿部は沙都子が着ていた制服の襟を掴むと無理矢理乱暴に持ち上げて沙都子を立たせた。

逃げられないように、手をがっちりと掴み上げる。


「ごめんな…沙都子……でも見ちまったんだろ?」


阿部は腰からドライバーを出すと沙都子の胸に突き付けた。


沙都子は声もでない様子で、ヒッ……ヒッ……とシャックリの様な声を上げていた。


限界まで見開かれた目で血だらけのドライバーを見つめていた。

856 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 19:50:21.51 ID:XNqnwMTKO
「ごめんな…沙都子……なるべく痛くしないから…許してくれよ。」


阿部は沙都子の頭を撫でた。沙都子は震えていた。


「じゃあ…ガレージへ行こうか…。」


阿部は沙都子の手を引いてガレージへと連れて行く。


足に力が入らないのだろうか…沙都子はほとんど引きずられる形でガレージへと連れ込まれた。

880 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 19:58:15.51 ID:XNqnwMTKO
足腰が立たない沙都子を椅子に座らせ、阿部は沙都子を包むためのブルーシートとビニール紐をガレージの奥から取り出して、沙都子の前に置いた。


それを見た沙都子の怯えようといったらなかった。


沙都子は阿部がこちらを見ていない隙に、テーブルに置いてあったモンキーレンチを取り、服の中に隠した。

897 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 20:12:25.29 ID:XNqnwMTKO
阿部がガレージにブルーシートを拡げて、その脇でビニール紐を切り揃える。


「沙都子……本当にごめんな……フッ……。」


阿部は再び沙都子の頭を撫でた。


そしてドライバーを取り出す…。

やるなら今しかない!沙都子はタイミングを見計らった。


「じゃあな…沙都子…」

阿部はドライバーを真っ直ぐに沙都子の胸に突き入れようと、ドライバーに力を込めた。


「アアアアア!」


沙都子はありったけの勇気を振り絞ってレンチを真っ直ぐ阿部の頭に振り下ろした。

だが寸前で阿部に手首を掴まれて、レンチを受け止められた。


「残念でした!沙都子ちゃん!最後の悪戯失敗だね!」

935 名前: ◆g4b7GjYsgg 投稿日: 2007/03/08(木) 20:26:41.24 ID:XNqnwMTKO
だが沙都子は諦めなかった…。


沙都子は力を込めて……思い切り…阿部のがら空きの股間を蹴り上げた。


爪先が見事に阿部の大事な所に食い込んだ。

「ハアッオ"!」

阿部は股間を押さえてうずくまった。その隙に沙都子はシャッターに取りつき、何とか上へ押し上げようと躍起になった…。


鍵はかかっていなかったが…子供の力では頑丈なガレージのシャッターを開けるのはかなり困難な事だった。


「クソッ…沙都子……コノヤロ…。」


阿部がダメージから回復しつつあった。

 

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