阿部さんが杜王町にやって来たようです

第五部・第五話

535 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 00:39:42.99 ID:cEAYjeAR0
ドドリア2号が死んだ。死因は良く分からんが
あの常軌を逸したデブっぷりだ。いつ死んでもおかしくはなかった。
問題は今、ポルポの隠し財産を狙って、島へとクルーザーを向けていたところ
おそらく同じ目的の奴にスタンド攻撃を受けていることだ。
あっという間に、ナランチャ、ミスタ、フーゴが忽然と消えてしまった。
アバッキオのスタンドで敵の謎が分かるらしいが、こいつが何かぐずり始めやがった…

アバ「俺はこんな信用できねーゲイの前で自分のスタンドは見せられねーゼ!!」

阿部「ツンツンしてんじゃねー たまにはデレやがれ!」

ドカッ

アバ「うおっ…とと」

ガオン!!

阿部&ブチャ「あ…」

俺が小突いたせいで、よろけたアバッキオが
あっという間に敵スタンドによって隠されてしまった。

阿部「どこに敵がいるのかは知らんが、今チラリと見えた奴には間違いないだろう。
   船の中にいるのは間違いない。アクア・ネックレスを海と同化させて
   船室を水で埋め尽くす。異存は無いな?ブチャラティ!?」

ブチャ「あ…ああ…」

阿部「どこにいるのかは知らんが…溺れるのがいやならよー!!出てくるんだな…」

537 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 00:43:47.88 ID:cEAYjeAR0
水攻めが功を奏して、敵ズッケェロを捕まえることに成功した。
『船は2隻あった』とかブチャラティが得意気に叫んでいたが、どうでもいい。

フーゴ「こいつが一人とは考えにくい。きっと仲間がいる筈です!」

ブチャ「だが、そいつも筋金入りのギャングだ…口を割らせるのは難しいぞ」

阿部「ブチャラティ、スティッキー・フィンガーズで
   ズッケェロを俺の言うとおりに捌いてくれないか?
   40秒でゲロさせてみよう…」

ブチャ「随分な自信だな。いいだろう。」

・・・

阿部「おお、すげー。ジッパーって便利だな。こんなとこまで切開できるのか?
   うわ、ここってこんな色してんのか!? グロっ!!
   …ホラホラ、早く喋らねーと、外科医しか見たこと無いよーなところに
   俺のブツがどんどん入っていくぜ?」

ブチャ「…」

ズッケェロ「うんがーーー!!喋ります、喋らせてくださいいいいいい!!!!」

阿部「おろ? お前もうゲロッちゃうの? 貴様それでもギャングかぁ?」

ブチャ「このオッサンは何がしたいんだ…」


第六話へ

第四話へ

目次へ