阿部さんが杜王町にやって来たようです

第五部・第十一話

668 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 01:57:07.64 ID:ZN3iJ0m50
MOディスクを求めて男・阿部とミスタは突っ走る(車で)。
だが、超低温のスタンド使いギアッチョに襲われ、
俺は止むを得ず、ヴェネツィアの運河に車ごと突っ込んだ。

ミスタ「阿部!!アクア・ネックレスだ!!完全に凍る前に
    こっから陸地まで伸ばせ!そして凍らせて橋にするんだ!!」

阿部「ちくしょお!タダでさえ金玉、今にも凍って割れそうだってのに」

ミスタ「男は度胸!何でも試してみるもんさ!」

阿部「ち…俺のおかぶを…確かにそうだな! やるか!」

ギアッチョ「させるか!!ホワイト・アルバム!一時、冷却を解除しろ!」

ミスタ「かかった!」

ドボーーーン!!

阿部「ミスタ!!水中に潜って奴の呼吸の穴を探す気か!?」

673 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 02:00:03.21 ID:ZN3iJ0m50
見事、呼吸の穴を見つけ弾丸を撃ち込んだミスタだったが
その呼吸の穴は、氷で閉ざされてしまっていた…

ミスタ「しまった…俺の…判断ミスだ!!」

阿部「あきらめるなミスタ!! もう一度だ!!」

ミスタ「阿部…!? だが、しかし!!」

阿部「もう一度と言ってるんだ!!男は度胸!!何度でも試してみるもんさ!!」

ギアッチョ「何度やっても無駄だ!!」

ミスタ「くそー信じるぜ!!阿部!!ピストルズ!もう一度だ!!」

ピストルズ「イイイイイイイイイイイイイハァァァアアアアアア!!!」

ドガガガガッ!!

ギアチョ「ブッ!!ば…ばか…な… 穴が…空けられただと…? ガフッ」

674 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 02:02:26.31 ID:ZN3iJ0m50
ピストルズ「埋められた穴が…溶けてるぞーーー!!やったー!!」

阿部「ラットの針… ミスタ、君が奴に冷却を解除させてくれたお陰で
   アクア・ネックレスを引っ込めて、ラットを出すことができた…
   君も、大した怪我が無いようで…何よりだ…」

ドサリ

ミスタ「阿部さん…大丈夫か? うう!体温が異常に下がってる!!」

阿部「奴の冷気にかなり当てられたからな…こいつはやばいかもな…」

ミスタ「俺が…俺が温めてやるよ!!」

阿部「(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!)」

683 名前: ◆QaYpofNbGU 投稿日: 2007/02/27(火) 02:08:50.67 ID:ZN3iJ0m50
ナランチャ「お!いた!おい!ミスタ!阿部さ…」

・・・
ミスタ「ああ!阿部さん。もっとやさしく!!服を脱がせないで感じる!
    てか、俺が温めてたはずなのに、
    何でいつの間にあんたが攻めになってるんだよ!」

阿部「サービス!サービスゥ!!」

ミスタ「そこは駄目! 駄目だってば アッアッアッーーーーー!!!」

阿部「いいこと思いついた。セックスロシアンルーレットだ。
    俺がこれから6回バックでつく。何回目で逝くか当ててみな?」

ミスタ「そんなのアンタのサジ加減じゃないかアッー!」

阿部「残念、一回目だったな」
・・・

ブチャ「どうだ?ナランチャ? いたか二人は?」

ナランチャ「あれッ! 急にゴミが目に入った!
       見、見えない俺は何も見てないぞ!!」


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